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弁護士の随想録

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2010年08月26日

合格体験記

 支所設立に向けてパソコンを整理していると、私が書いた合格体験記が見つかりました。
 名古屋の片隅で、弁護士になる前の私が書いた文章です。
 一部を抜粋します。

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 私はすぐ眠くなる人で、ダラダラゴロゴロするのが大好きな人です。映画も漫画もゲームもお酒も麻雀も好きな人です。
 大学一年生の頃は一応法律の勉強もしていましたが、髪の毛を染めて服装にも気を遣い、大学生活を謳歌していました。
 髪がぼさぼさで、ぱんぱんに荷物を詰めたリュックサックを背負い、いつもぶつぶつ言っている司法試験受験生を見て、自分は楽しく受験生を続けようと考えていました。
 しばらくして、TVを捨てました。TVや新聞で得た知識は司法試験には出題されません。だから見なくていいと思います。合格後に朝日新聞三年分読めば、常識は身に付きます。
 また、髪の毛は自分で切るようにしました。時間がもったいないからです。よく変な髪型になりました。
 さらに、コンタクトを眼鏡に替えました。仮眠をとりやすいし、洗浄の1分がもったいないし、勉強するだけの生活ならコンタクトである必要もないからです。また、常に判例六法を持ち歩くようにし、わずかな空き時間に読むことができるようにしました。
 そして、カバンをリュックサックに替えました。荷物が多いこと、常に判例六法を持っていると手が痛くなってきたことが理由です。また、おしゃれなリュックサックは利便性を犠牲にしているため、高校指定のリュックサックを選びました。
 試験直前期の私は、髪がぼさぼさで、ぱんぱんに荷物を詰めたリュックサックを背負い、いつもぶつぶつ言っている司法試験受験生になりました。
 私なりにつらいこともありました。でも、まあ、受かったからいいです。
 みなさんも、いろんなものを捨ててこの世界に飛び込んだのだと思います。努力しても叶わない夢はありますが、努力せずに叶えばそれは夢ではありません。
 皆様が、9月に最高の祝福を受けることができますように。

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 懐かしいです。
 弁護士となり多くの案件を扱う中で、弁護士であることが当然になってきました。
 就きたい仕事に就くことができた喜びを忘れずにいたいと思います。

(弁護士 森田祥玄)


 


2010年08月16日

目標

 人生には目標が必要です。
 目標のない人生を送ることは、何の目的地も持たずに闇雲に走っていることと同じです。
 私は毎月目標を立てています。
 そして、その目標を紙に書いて自分のデスクに貼っています。皆の目が届く所に貼ることによって、自分の目標を毎日確認するとともに、周りの人たちからの応援や監視?が期待できます。
 目標を掲げることで充実した毎日を過ごすことができます。
 最近は、事務所の皆が注目しているということで、ウケ狙いに走る傾向にありますが・・・
 何はともあれ、目標を持ち、目標の達成のために努力することは素晴らしいことだと思いますので、皆さんも一度目標を立ててみてはいかがでしょうか?
(弁護士 水野憲幸)


2010年08月04日

事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起こっているんだ

いよいよ,踊る大捜査線が帰ってきましたね。

7年ぶりの新作「踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」

全国東宝系にて絶賛公開中ですよ。見逃せないですよ,ホント。
(別に私は東宝系の人間ではないですが,オススメです)。


私は,このシリーズのテレビ版からのファンだったのですが,映画で織田裕二扮する青島刑事が言った有名な台詞を皆様ご存じでしょうか?


「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起こっているんだ」


あの頃は,私も弁護士ではなく,「かっこいいこと言うな~」と感心していたのですが,弁護士になって以降はこの台詞を仕事で実感します。

例えば,交通事故の事故現場です。
保険会社がついている事件では,保険会社が頼んだリサーチ会社が作成した現場図面や現場写真が裁判所に証拠として提出されたりします。

ただ,やはり,現場に実際に自分で行かなければ分からないことも多々あります。
現場の交通量であったり,人通りであったり,見通しであったり・・・

そういったことは,やはり現場に行って肌で感じなければ,加害者側であっても被害者側であっても弁護士として十分な仕事が出来ないと思います。現場に実際に行くことで,書面からは分からなかったことが分かったり,良い反論がひらめいたりすることもあるようです。
もちろん時間的な制約もあって,全ての事件で現場に行って検証するというのは難しいですが・・・

これからも1つ1つの事件に,その事件の大きさにかかわらず誠実に向き合っていきたいと思う今日この頃です。
青島刑事も,「事件に大きいも小さいもない」と言ってますしね。
(弁護士 南 善隆)