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弁護士の随想録

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事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起こっているんだ

いよいよ,踊る大捜査線が帰ってきましたね。

7年ぶりの新作「踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」

全国東宝系にて絶賛公開中ですよ。見逃せないですよ,ホント。
(別に私は東宝系の人間ではないですが,オススメです)。


私は,このシリーズのテレビ版からのファンだったのですが,映画で織田裕二扮する青島刑事が言った有名な台詞を皆様ご存じでしょうか?


「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起こっているんだ」


あの頃は,私も弁護士ではなく,「かっこいいこと言うな~」と感心していたのですが,弁護士になって以降はこの台詞を仕事で実感します。

例えば,交通事故の事故現場です。
保険会社がついている事件では,保険会社が頼んだリサーチ会社が作成した現場図面や現場写真が裁判所に証拠として提出されたりします。

ただ,やはり,現場に実際に自分で行かなければ分からないことも多々あります。
現場の交通量であったり,人通りであったり,見通しであったり・・・

そういったことは,やはり現場に行って肌で感じなければ,加害者側であっても被害者側であっても弁護士として十分な仕事が出来ないと思います。現場に実際に行くことで,書面からは分からなかったことが分かったり,良い反論がひらめいたりすることもあるようです。
もちろん時間的な制約もあって,全ての事件で現場に行って検証するというのは難しいですが・・・

これからも1つ1つの事件に,その事件の大きさにかかわらず誠実に向き合っていきたいと思う今日この頃です。
青島刑事も,「事件に大きいも小さいもない」と言ってますしね。
(弁護士 南 善隆)