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残業代の証拠
2010年2月11日

残業代の請求をする際は、タイムカードがとても重要になります。
労働者も会社も、タイムカードには記載されていない諸事情を主張します。
しかし、タイムカードが大きく間違っていない場合には、裁判所はタイムカードに沿った認定をすることが多いような印象を私は持っています。
では、タイムカードがない場合、どのような証拠を集めればよいのでしょうか。
一つは、残業時間を示したメモです。
できるだけ詳しく、ほぼ毎日記載されたメモがあれば、タイムカードがなくとも、残業代を認定して貰えることがあります。
このようなメモもない場合は、どうすればよいのでしょうか。
残業を行った事実は、労働者側が立証する必要があります。
なので、小さな事実を積み重ねる他ありません。
名古屋地裁は、かなり厳格な立証を求める印象があります。
 例えば、
・本人の記憶を書いた書類
・家族の記憶を書いた書類
・従業員の記憶を書いた書類
・会社のビルを警備している会社の記録
・パソコンなどの立ち上げ時間
・日記、ブログ
・携帯のメール
 などを、裁判所に提出することになります。
 他にも、
「製造された商品の個数×一つ作るのに必要となる時間÷従業員の人数=一人あたりの労働時間」
 という計算式により、労働時間を算出することも考えられます。
 実際には、タイムカードがない場合、労働者には不利だと言われています。
 しかし、絶対に認められないわけではありません。
 残業代の時効は、原則として2年です(例外もあります)。
 時効になる前に、一刻も早く請求をする必要があります。
 一度弁護士にご相談下さい。

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