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弁護士ブログLawyer’s Blog

借金の相続

2011年1月12日

弁護士 森田祥玄

弁護士の森田です。 昨日で、愛知大学大学院での今期の講義を終えました。 名古屋の車道校舎まで、今期も一年間通いました。 夕方18時ころになると道も渋滞するので、小牧事務所からは1時間ほどかかります。 名古屋事務所からは自転車で15分なんですけどね。 もしも津島事務所から行くとしたら・・・。 無理ですね。 司法試験に合格したのが23歳。 既に5年が経過しようとしています。 講義をするのはとても楽しいのですが、そろそろ後輩にバトンタッチをする時期かもしれません。 講義はできる限り分かりやすいよう、自分なりに工夫をしています。 例えば、 みんなが間違いやすい問題で、 「おじいさんが死亡して、お父さんが相続放棄をしたら、子供はおじいさんの財産を相続しますか?」 という問題があります。 もしも、おじいさんが死亡した段階で、お父さんも『死んでいたら』どうですか? 子供が財産・借金を相続しますね。 では、おじいさんが死亡して、お父さんが『相続放棄をしたら』、子供はおじいさんの財産を相続しますか? 結論としては、子供はおじいさんの財産を相続しません。 これを、 「死亡は代襲原因だが、相続放棄は代襲原因ではない」 と言ったりします。 代襲というのは、ざっくり言えば、お父さんを越えて子供が相続することです。 司法試験受験生は、 「相続放棄は代襲原因ではない」 と丸覚えをする人がいます。 でも、難しい言葉ですし、なかなか頭に入りません。 なぜ、お父さんが相続放棄をした場合に、子供は相続をしないのでしょうか。 これは、具体的な法律相談の場面を思い浮かべれば、理解が簡単になります。 お父さんから法律相談を受けたら、きっとこんな感じでしょう。 【相談例】 お父さん:「おじいさんが、借金を残して亡くなりました。私はどうすればいいですか?」 弁護士:「それなら、相続放棄をすればいいですよ」 お父さん:「なるほど。ちなみに、弁護士費用はいくらですか?」 弁護士:「うちの事務所は一人に付き5万2500円+実費ですね。」 お父さん:「実は僕には子供が3人います。子供も相続放棄をしなくちゃならないですか?弁護士費用もかかっちゃいますよね・・・」 このような相談を受けた場合、子供も相続放棄が必要ですか? 結論としては、不要です。 なぜ不要なのか。 この相談にあるように、相続放棄の相談を受ける際は、亡くなられた方は借金を抱えているのが通常です。 とすると、お父さんが相続放棄をした場合に、もしも子供が借金を相続するのならば、 子供も相続放棄をする必要がありますね。 すごく無駄が多いのです。 子供が相続放棄を忘れていたら、子供が大変なことになります。 お父さんは、子供にも借金を引き継がせたくないという趣旨で、相続放棄をしていると考えるのです。 お父さんが相続放棄をした場合に子供に引き継がせるのは、どう考えても非効率なのです。 ほら、具体的な法律相談の場面を考えると、分かりやすいですよね! あれ? まだ分かりにくいですか。 だめですか。 じゃあ丸暗記しやすいように、問題を追加します。 上記の【相談例】で必要な弁護士費用はいくらですか? 答えは5万2500円です。 子供の分までは不要です。 子供が相続をしたら15万7500円追加ですが、子供が相続しなければ5万2500円ですみます。 こう説明をすると、学生の頭に入るのです。 不思議ですね。 (もちろん、他の親族の分は必要になりますよ)。 私が学生のころ、弁護士、検事、裁判官から、とても分かりやすい講義を受けました。 少しでも、この数年間で恩返しができたかな。

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