尋問前の注意事項 名古屋の弁護士解説

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弁護士コラム Column

尋問前の注意事項

2011年11月19日

裁判というと、やはり皆様は、尋問の場面を思い浮かべるのではないでしょうか。
法廷ドラマで必ず出てくるシーンですね。
私たち弁護士にとっても、尋問はやはり重要な仕事と考えています。

私が依頼者の方に説明をしている事項のメモを貼り付けておきます。
弁護士にとっては日常行う業務の一つですが、依頼者の皆様にとっては一生に何度もない経験です。
これから尋問に臨まれる方は参考にして下さい。
私よりも若い弁護士の方も、よりよいリーガルサービスの参考に・・・。

□最初に書面に押印が必要となりますので、印鑑(三文判で結構です)を持参してください。
□最初に、証言台で宣誓書を読み上げて頂きます。
□当方からの質問、相手方からの質問、裁判官からの質問という順番で、質問が行われます。
□質問に答える際は、紙を見て答えることはできません。記憶のとおり、ありのままお答え下さい。
□できるだけ短く、聞かれた事に答えて下さい。
□答えが分からなければ「分かりません」と答えて頂いて結構です。
□質問の意味が分からなければ、「質問の意味が分かりません」と答えて頂いて結構です。
□主尋問がおよそ●●分、反対尋問がおよそ●●分程度かと思われますが、延長することもよくあります。できるだけ予定は空けておいてください。
□質問に対しては、正面の裁判官を向いてお答え下さい。
□体調が悪くなったり、途中でトイレに行きたくなったら、私に遠慮なく伝えてください 。
□当日平成●年●月●日は、名古屋地方裁判所の1Fに、○時○○分に来てください(名古屋丸の内の事務所に○○時に来て下さい)。
□名古屋地方裁判所側の駐車場は通常は混んでいます。名古屋家庭裁判所側は満車にまではならないのが通常なので、そちらをご利用された方が無難です。
□できるだけ早めに、余裕を持って来てください。
□当日はフォーマルな格好(スーツにネクタイ)で来てください。
□万が一遅刻などの事態が生じましたら、○○までご連絡下さい。

このようなことをお伝えしています。
弁護士にとっては当たり前のことでも、普通の人にとっては未知の世界ですよね。
しかしこれを公開してしまうと、みんな名古屋家庭裁判所側の駐車場を使い出すかな。
警備員さんがとても礼儀正しいので、使いやすい駐車場ですよ。

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