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ご相談はこちら遺留分を請求された事例
ご相談内容
遺留分減殺請求を受け、示談から調停になった段階でご相談に来られました。生命保険の解約が進まなくて困っておられ、不動産の評価額が適正額なのか心配で、調停の流れもわからないということでご依頼になりました。
解決事例
被相続人の遺産が高額で，賃料収入のある不動産が含まれていたことから，遺留分としての分与の方法や評価が争点となりました。最終的には面積が大きめの不動産を分与し、その他は調整金として支払うことになりました。
ポイント
旧民法の遺留分減殺請求ということで、現金や代償金という形ではなく、現物を分与することに主眼がおかれました。相手方も不動産がほしいとおっしゃっていたため、当方もそうした方法で応じることになりました。
今後は現金で支払う方法にシフトする事例がほとんどだと思いますが、今回の事例は不動産を分与することで相手方が売却の手間を引き受けてくれた珍しい事例と思われます。
