多忙な相手方との協議離婚を成立させた事例
ご相談内容
相談者様は,相手方の不貞を理由に離婚を希望して相談にいらっしゃいました。相談者様は子育てに忙しく,相手方は仕事で多忙のため,早期の協議離婚をご希望でした。また,お子様が多くいらっしゃったため,現在の生活環境を極力変えたくないというご要望もお持ちでした。
解決事例
相談者様の離婚条件が明確であったため,相手方に離婚条件を明示して協議離婚の申し入れのお手紙を送付しました。すぐに相手方よりご連絡があり,根気強く電話と面談で相手方と離婚条件を調整した結果,自宅不動産について相手方ローン負担のもとで住み続けることで合意できました。また,自動車の取得や養育費の金額も全て希望どおりで合意ができました。相手方が多忙であったこともあり,公正証書作成の日程調整に難航したため,ご依頼から2か月目でまず離婚協議書を作成し,相手方の仕事が落ち着いた頃に改めて公正証書を作成して無事終了となりました。
ポイント
離婚の場合,養育費や財産分与などの履行確保のために,合意内容は公正証書で取り決めることをおすすめいたします。今回の件は,相手方が多忙であったため,まずは離婚協議書を作成し,相手方の仕事が落ち着いた頃に再度同内容の公正証書を作成しました。離婚の進め方は人それぞれの事情によって様々な方法があるかと思います。相談者様の事情に沿った最適な方法をご提案させていただきますので是非ご相談ください。
弁護士費用
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