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弁護士紹介

渡邊 健司(わたなべ けんじ)

渡邊 健司

病院・診療所など医療機関、介護施設、ヘルスケア関連企業の法律問題に特に注力しています。
平成24年から2年間大学病院に出向し、医療の現場で法律実務に携わり経験を積みました。
医療事故や医療紛争の対応はもちろんですが、それ以外にも、医療機関を経営していく上で日常的に起こるトラブルや法律問題について、幅広くご相談を受けています。医療に関わる法律問題は、クリアカットに割り切れないものも多く、日々悩みながらも全力で取り組んでいます。

経歴

2002年 岡山県立岡山操山高等学校卒業
名古屋大学法学部法律政治学科入学
2005年 旧司法試験合格(大学4年生在学中)
2006年 名古屋大学法学部法律政治学科卒業
司法研修所入所(60期)
2007年 弁護士登録(愛知県弁護士会所属)
弁護士法人愛知総合法律事務所入所
2012年 11月 大学病院に出向(病院長付補佐・安全管理室室員)
2014年 11月 弁護士法人愛知総合法律事務所に復帰・医療チーム所属
2021年 8月 名古屋藤が丘事務所所長に就任・医療チーム兼務
2022年 10月 名古屋丸の内本部事務所 医療チーム所属

事務所

所属弁護士会

愛知県弁護士会

活動

【業務内容】
2年間大学病院に出向して、医療の現場で法律実務を行った経験を活かし、医療や医療機関に関する法律問題に積極的に取り組んでいます。医療機関での講演の経験も多く、安全管理研修等の法定研修はもちろん、医局会や診療所等での小規模の講義・講演についても積極的にお引き受けしています。

・医療事故、医療紛争対応(医療機関側のみ)

医療機関側代理人として、医療訴訟や示談交渉などの医療紛争対応を行っています。また医療事故発生時の初期対応や、医療事故調査実施に関する助言・支援なども行っています。

・過剰クレーム、問題患者対応(医療機関側のみ)

医療機関において、クレームや院内暴力・暴言,転院拒否・退院拒否等の問題患者対応は避けて通れません。病院へ出向経験を踏まえ,医療現場特有の事情に配慮しつつ適切な解決方法をアドバイスさせていただきます。

・医療機関の労務管理、労使紛争(主に使用者側)

医師の働き方改革が進められる中で、医療機関においても労務管理は重要な経営課題となっています。従業員との労使紛争、団体交渉などはもちろん、問題従業員対応、懲戒処分対応などのご相談も承っています。また、働き方改革に対応した制度設計、宿日直許可申請、就業規則や労働契約等の見直し等についてもアドバイスをしています。

・医療にまつわる法規制の問題

医療には、医師法、医療法、健康保険法(療養担当規則)など、医療特有の様々な規制が存在します。しかし、法令、行政通達、ガイドライン等を見ても規制に抵触するのか明確に判断できないケースは少なくありません。規制の趣旨や、背景などを調査し、過去の判例や合理的な法解釈を踏まえて最善の対応をアドバイスしています。また、医事規制に関する法律意見書作成や、医療監視・保険医指導等への立ち合いについても承っています。

・医療経営・医療機関運営に関する法律問題

医療機関が締結する契約の審査、契約書の作成、事業承継・M&Aにおける法務調査等、医療経営に関する法律問題について、医療機関特有の事情を踏まえて助言をしています。また、医療法人の定款変更、社員総会・理事会・評議員会の運営等、組織運営の問題についても対応経験を有しています。

・医療情報の管理・活用、医療DXに関わる法律問題

令和2年、令和3年に個人情報保護法が改正され、医療情報の管理や万が一の漏洩時対応については重要な経営課題となっています。一方で医療DXの推進により医療情報の活用方法は今後ますます多様化すると考えられます。個人情報保護法、次世代医療基盤法等、医療情報に関わる複雑な法規制を踏まえ、医療情報の管理や医療DX推進について助言をしています。また、病院で個人情報が漏洩した場合の個人情報保護委員会対応についても経験を有しています。

・臨床研究、臨床倫理に関する問題

臨床研究は医学・医療の発展に不可欠ですが、様々な法規制、倫理的規制が存在します。臨床研究に関する規制、各種倫理委員会委員としての経験に基づきアドバイスをしています。また医療の現場では、終末期医療やACP、宗教的理由によるや輸血拒否の問題等、臨床倫理が問題となることは少なくありません。臨床倫理に関する問題に絶対的な正解はありませんが、医療機関内で各種指針、ガイドライン等を作成した経験から、対応方針をアドバイスしています。

 

【所属・公職等】
日本医療安全学会
日本医療マネジメント学会
医療事故紛争対応研究会
医療経営実践協会(医療経営士3級)
常滑市民病院臨床倫理委員会委員(2017年~)
医療法人KFCG監事(2021年~)

 

【主な講演等】
2023年6月:「医療現場における著作権の考え方」日本老年医学会シンポジウム発表
2023年5月:「医療現場における個人情報取扱いの注意点」病院内講演
2023年1月:「医療の現場を守る~患者クレーム対応の基本」名古屋市立大学医学部同窓会ウェブセミナー
2022年6月:「経営者に知ってほしい ハラスメント対応の基礎知識」メディカルスタディ協会東海支部講演
2021年5月:「医師の働き方改革に向けた労務管理上の課題」日本医療企画ウェブセミナー
2021年1月:「本当にあった怖いトラブル~医療機関の法律問題」メディカルスタディ協会東海支部講演
2020年2月:「医療機関における個人情報管理」病院内講演
2019年8月:「医療現場におけるハラスメントの法的知識」病院内講演
2019年7月:「医療の現場を守るクレーム対応の基本」病院安全管理研修講演
2019年5月:「ここが変だよ 働き方改革 ~医療機関の労務管理~」名古屋医療マネジメント研究会講演
2018年8月:「医療紛争・医療訴訟を回避するための注意点」病院内講演
2018年8月:「医療紛争予防のための注意点」病院内講演
2018年5月:「医療機関における個人情報取扱いの注意点」病院内講演
2017年10月:「Q&A 医療機関と個人情報」診療所内講演
2016年9月:「医療現場のためのクレーム対応」病院内講演
2016年6月:「医療事故調査制度と医療機関の準備」日本経営協会関西本部講演
2016年3月:「放っておけない労務トラブル」企業主催セミナー講演
2016年2月:「医療事故調査制度」病院内講演
2015年10月:「医療事故の法的責任と医療事故調査制度」日本経営協会中部本部講演
2015年8月:「医療事故調査制度について」病院内講演
2015年7月:「医療介護現場のためのクレーム対応〜院内弁護士としての経験から〜」
2014年1月:「法的根拠に基づくクレーム対応ガイドライン」病院医療安全管理研修講演
2013年11月:「弁護士から見た医療事故時の医師と病院の対応の問題点」日本泌尿器科学会講演
2013年1月:「救急現場における法的問題 弁護士の立場から」病院内講演
2012年12月:「医療事故と医療紛争」病院内講演

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